春めいてきました!
朝一番はマイナス5度を確認しましたが、日中はすごく気持ちが良い青空が久しぶりに広がって、鼻がムズムズくしゃみが連発(笑)
花粉症の同士におかれましてはスギ・ヒノキへのとめどなき殺意を撒き散らす日々がしばらく続くことを覚悟しながら、その日々を耐え抜いて初夏を迎える最高の開放感を共有いたしましょうね。
先はなげーな!
畑に肥料をふっています!
ここはじゃがいもの畑。先日でこべじカフェさんが怒涛の勢いで片付けてくれた畑。
金曜日には大雨。土曜日の夜から日曜日の朝一番まで雪。そんなわけで月曜日の朝の作業としては長靴のそこがべちょっとなるような土の湿り具合ではありましたが、日中は暖かくなる予定でしたからね!
久しぶりに耕した後のやわらか〜い土の上を歩くとふわふわ疲れます(笑)
さらに種まきも!
いよいよ春、始動!という感じ!
バネと、いつもありがとうございます
【vitra】の畑下さん!今日は肥料ふりから種まき、さらには竹を伐ったりまで獅子奮迅の活躍を(笑)
お店がオヤスミの日なのに頭が下がっちゃいますな((((;゚Д゚))))
こういうお付き合いをさせてもらえるのは嬉しいですねー!お店のことや料理のこと、どんな思いで料理人として厨房に立っているのか、なんてのはものすごく刺激になるお話。
こちらも“野菜を売る”だけじゃなくって、この人に野菜を使ってもらえるということを意識するようになります。
この感覚、すごく大事。
さてさて、種まきの話ですが、今年はナスやとうがらしの育苗にチャレンジします!
有機JASの規格が昨年春に改正されたの知ってますか??
「入手が困難な場合は、遺伝子組換え以外であれば、農薬・化学肥料を使って生産した種子・苗を使ってもよい」
↓
「原則として、持続的効果を示す化学合成肥料・農薬を使用して生産した種子・苗は使用できない」
これが改正のポイント。
音吹畑としてはこれまでナスや唐辛子の苗は購入していたのですが、気持ちとしてはやっぱり納得しきれない点が多くあったので、これはいいキッカケです。
苗を買う前の段階では農薬使ってあるんだもん、オレはそれで有機栽培の野菜ですって言っていいのか?って疑問がどうしてもぬぐい去れなかったんですよ。
※有機JASはグレーゾーンが多々ある規格なので、本当に気になる方はJASだから有機栽培の野菜で安心だよね!という考えは捨てたほうがよいです。だからと言ってJAS野菜の全てがグレーが言われるとそうでは絶対にありません。いかに法律として農を規格化するのが難しいかということです。安心だ安全だを気にされるならそれぞれ栽培してる人の人となりや栽培方法を知るのが一番の近道だと思います。ちなみに僕は農薬や化成肥料を使っていようがあまり気にせず食います。
ナス科の育苗、毎年鷹の爪や一部のナスはしていますが大きくするのは佐藤農園研修時代以来!
ナス、ピーマン、万願寺とうがらし、伏見とうがらし、ミニパプリカなぞを種まきしました!
時期的に、ほんとはもう一ヶ月早くに種まきしたいところですが、それは今後の課題としましょう(^^♪
なんにせよ楽しみだー!
そして、音吹畑、春先の恒例行事!
夏野菜の支柱用TAKEKIRI!
毎年この時期に200〜300本くらい切ります。雨後の好天時、畑には入れないけど天気も良いしなぁ…っていうタイミングでボチボチ伐り出します。一年しかもたないので、鉄の支柱買ったほうが効率的です(笑)
じゃあ何でやるの?!って(笑)
もう儀式みたいなものです。
収穫ばかりしていた冬仕様の気持ちや身体を春夏に向けて無理やりシフトさせるための。シャクやカンゾウ、ヨモギの新芽を見つけながら竹を伐るのは楽しいですしね。
商売としては無駄な作業だね…。
でもまぁ僕には必要なことなんですね。
毎年誰かこの作業に付き合わされるので、それは申し訳ないですけど(笑)
春、始動です。
(じゅん)