田中優さんの講演会に行ってきました。
すごいですね、生で聞けて良かった。
ご自分でも、活動家だ!って仰ってました。
ホントそのとおりで、理想が絵空事で終わっていない。オルタナティブってなんというか…これまでどうもしっくりくる言葉ではなかったのだけど、ものすごく腑に落ちた感じ。
まるごと全部今知っておくべき情報でした。
知り合いにもたくさん会えて、何だか心強くなりました。危機感を抱いている人はこうしてもう動いてるんだよな…。
知識として勉強になった事は多々ありますが、何よりも「微力と無力は違うんだよ」って言葉はずしっときた。あー、オレ何もしてねー、って思いました反省。
被災地に近いところではマスクをしてる方のほうがもう少数になってるのですってね…。
さらに被災地から遠ざかった人が子供の入学かなんかで被災地に帰ってきたら、「あんた神経質になりすぎだよ」って異端視扱いされるってホントなのですか??
…そうして右向け右して安心!大丈夫!って何も考えずに暮らしていたそのつけを支払う事になるのはこれから生まれ来る子供達なんだよ!
何年か後に政府を訴えたところで、子供の甲状腺がんは治らないんですよお父さんお母さん!
【USTREAM】でも配信してます。
子供の未来を諦めたくない人は是非見てね!何はともあれまずは知る事から始めましょー!
それにしても今の時代は、巨大資本に操られてマトモな情報を流さない―流せない―メディアはほんとに頼りにならないんですね…。東電の体質もここまでひどいんだ…って呆れるくらいな話がガンガン出てきた。
でも自分がしっかりアンテナさえ張っておけばちゃんとした情報は得られる。
その分、情報収集の技術を磨かなければならないのだろうけど、それはもう自分や子供の身を守るためにこの国では最低限必要な技術なんだとまわしを締め直そうと思う。
そして例えば「ただちに健康に影響が出るレベルではない」という発表は「いずれは健康に影響が出てくる―これには現在上昇し続けるチェルノブイリ隣国のウクライナやベラルーシといった国の子供たちに発症している甲状腺がんのデータがある―」とすぐに置き換えて考えられるよう、思考を絶えず危機的な状況下に置かれた場合の悲観的なモードとし続ける事。
田中優さんの講演で印象的だった言葉は多々あったが、さきほどの「微力は無力とは違う」という言葉と「危機感を持ち続ける事」、忘れずにいたい。
放射性物質と当分の間付き合って暮らさなければならない事になってしまったこの国で、親が子供を守るために出来る限られた事のひとつ。
危機感や震災に対する恐怖を忘れない事は、今回の人災への戒めと未来を諦めない心の拠り所―安易なハリボテ情報でなく本当の意味ではきっとこの危機感こそがそうなのだと思う―…になるのだろうな。
では寝ます、オヤスミナサイ!
(じゅん)