腕枕しながら眠って、朝起きたらまだすやすやしとる顔を見てニヤニヤする。
そしたらもう寒さとあいまって、布団から抜けられないばかりか畑に出る気が失せてしまいそうな虚弱すぎる意思にビックリ、ベイビーホリック音吹じゅんです、ごきげんよう。
赤ちゃんの画像と一緒に「産まれました!体重は○○○○gで、何日産まれです!」的な報告メールを送ってくる人って、いったい何を求めてはるのかさっぱり分からん!…かった僕ですが、同じ事しとります!
しかも結構まめに!
さっぱり分からんどころか、強烈な仲間意識すら感じてしまっておりますよ!
…さて(笑)
ホウレンソウです。
今冬はホウレンソウ農家になりそうです。
音吹くホウレンソウはお師匠様(→
【佐藤農園】)の影響色濃く、畑に長期間植わり続けた結果できるごっつくて肉厚プッリプリの葉が特徴的なビッグな姿をしています。
長期間畑に植わることにより土中から吸い上げる栄養分がもりもりです。
その上、寒が増すにつれて甘味がすごいことになります。なんでかと言いますと、寒くなると物体は凍ってしまうわけですが、野菜は野菜で生きていらっしゃって凍ってしまいたくなんかないわけなので水分よりも融点の低い糖分を蓄えるのですどうにかして身体の中に。
面白いですねー、見た目は劣悪ですけど(笑)でもホントおいしいんだよ。
お店で売ってるたおやかなホウレンソウしか食べたことなかった僕ははじめて佐藤農園の肉厚ホウレンソウを食べた時に「すっげー!」と感動した覚えがあります。
昨冬ももりもりホウレンソウをつくりました。
「音吹と言えば夏はズッキーニ、冬はホウレンソウ」と言ってくださった方がいらして、このご意見は個人的にも狙っていた音吹のカラーでもあるのですごく嬉しかったです。
お〜、調子にのって滅多にしない音吹野菜のアピールをしちまったぜ!
こうなったらとまらねーぞ!
でっけーな、ラデ夫さん!
音吹としてはラディッシュは生で食うより、グリルにしたりおろしにしたり煮炊きしたり、ようするに普通の大根と同じように使うほうがウマいと思っております!
特に素揚げは、数ある野菜の中でもトップクラスの旨味じゃねーか!とすら思っておりまっす!
となりで和音が大泣きしております!今ミサママが抱き上げました!
ラデ夫さんの隣は返り血で濡れ髪のコカブー、懸賞金は150円です!明日最新刊発売!
「!」がうっとおしいな、おい!
コカブーは!!…!
日に当たる部分が紫に染まるという某種会社いちおしの種です。
今年の大原はこの品種がもりっと出荷されているかもしれません、完全に皆とかぶっちまったなという印象ですけど、まぁ仕方ないよね。
この手の色味野菜にありがちな、火を通すと色が落ちる残念な特徴はしっかり備えていらっしゃるところが口惜しい!!エイドリア〜ンみたいに、アントシア〜ンって!アントシア〜ンって!
けどね、塩もみして食べてみたところ、バリ甘ですよ!うまい!肉質もスルーっとしてて柔らかい上に肉質もスルーっとしてて柔らかいんですよ!
これいいなー!!
生のまま鮮やかな紫を生かした調理をするのがベターですけど、当然ふつうのカブと同様にも使えますので料理好きな人は楽しいかもしれませんね!
こら、「!」さん、あんたおよびでないよ!←ないってば!←…。
転。
朝晩は冷え込みますが日中はまだ暖かくて、こないだタカノツメを一人収穫してたら厚着していた分ポカポカしてきて、その上昼飯後の作業だったために、めっちゃくちゃに眠たくなってきたのですよ。
眠過ぎて何をしてるのか分からず、収穫したタカノツメをコンテナに詰めずに畑にばらまいていたりね。
こりゃいかん!と畑でひと眠りしていた―畑仕事をしている最中に眠気に耐えられなくなって寝ころんで眠りこけてしまったのは畑に関わるようになって五年間ではじめてのことで面喰った―くらいの陽気な秋のお昼に、ついに音吹の殿さん和音ちゃんが畑デビューしました!
理想ノ家族像ダヨー、ステキダヨー!
和音モ笑イヨルヨ!
和音「おかあちゃん、おもろい顔してるなーウケる(笑)」
ミサママ「ウッサイボケダマレボケ」
う〜ん、ほのぼのしてるね〜!!
ありゃりゃ、収穫されちまった!
プライスレスですよ、マスターカードでは購入不可ですよ!
ではまたごきげんよう!
(じゅん)