雨が当分降り続く予報ですねぇ。
季節の変わり目、不安定な天気です。
昨年はもう少し雨も少なくて春野菜の準備に余裕があったように思いますけれども、天候ってやつは年によって異なるもんですね、畑にかかわるようになって強く感じることです。
昨年は3月の初旬に春野菜の種まきを始めました。
まだ寒いので直播きした葉物野菜には、発芽促進と保温のために不織布をベタがけ、その上ビニールトンネルで被覆しての作付けでした。収穫は4月10日前後。おおよそ40日での収穫でした。
今年の直播き春作第一弾は3月20日、2〜3週間も遅れています。晴れ間をぬっての突貫工事、不織布被覆の時間はないまま、この雨がやってきました。うむむ…。
これから暖かくなってきたとしても、収穫開始は4月中に間に合うかどうか、仮に間に合ったとしてもトウダチまでの収穫期間が2週間くらいあればいいなぁ…という消極的な予測でおります。
またエンドウの発芽率・その後の生育が悪すぎます。
厳冬というわけではなかったと思いますので、おそらく作付けした土地の物理性が悪すぎたためかと思います。肥料っ気も少なすぎたのかなぁ。まぁここからぐぐっと伸びてくれるでしょうけど、補植用ポット蒔きの分がまだ発芽すらしていません。そういう意味では段階的に長期間に渡って収穫できれば言うことはないのですけどね。
レタス類のトレイ蒔き、昨年は早すぎる時期から段階的に蒔きました。が、定食時には早蒔き分は後蒔き分の生育速度にすっかり追いつかれ、段蒔きする必要性なしとの判断に達しました。今年はその教訓を生かして、3月中旬予定どおりにまずは第一弾を播種。そろそろ第二弾を蒔ければなぁと思っているところです。
う〜む…春夏準備。畑仕事。
本来、何よりも優先して着手すべき事項ではありますが、何か―例えば山仕事―の合間をぬって取り組むという状況が続いています。
個人的には畑には365日中365日出ていないとろくな野菜をつくれるわけがないと思っております。効率的でない、合理的でない、だとかそんなたぐいの話にしたくありません。これはもう完全に野菜に対する愛情の問題だと思います。
大原で畑を始めて2シーズン目。
畑修行してきたことの6割も発揮できてないと思っています。
そして、がんばりも足りてないです。
そういう意味では全てにおいて時間が足りてないなぁと思える今は自分にとっていい機会なのかもしれません。
そうとうにダラダラを好む性質でして、ことあるごとにいろんなことをサボりたがるこの悪癖をぶっ飛ばすつもりで、走り回ろうかなと、いつになく、前向きに考えています。
いつまで続くことやら。
(じゅん)
BGM The Corrs / borrowed heaven