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麦わら帽子。
鴨川のほとりで一人寂しくアイリッシュリコーダーを吹いていたミサさんに、ほとんど自費出版のような本を買えと迫ってくる人からミサさんが買った本。

『世界は蜜でみたされる』

一行物語集。

小野霞。

右腕の動脈がずぶりと皮膚をつらぬいたおかげで、私はいつも好きな時に好きな分だけ誰に迷惑をかけることなく血を飲み続けることができる。
byじゅん

物語の世界を真似して書いてみるとこんな感じで、延々とそんな物語が集まっている不思議な本。

示唆に富んでるのか、ただアングラなだけか、読んでてハッとするような物語があったりなかったりしますが、とりあえず野良仕事満喫中の音吹にはあまり必要ありません。

必要なのは麦わら帽子。

(じゅん)
| 雑記。 | 22:55 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
農に就くとは。とは?
4月の【やさい市】終了しました。
5月もよろしくね。

5月31日、京滋有機農業研究会が主催する会合『農に就くとは』にパネラーとしてお招きいただきました。
有機農による就農希望者相手に15分ほどお話してパネルディスカッションするみたいです。

苦手の極みです。でも引き受けました。

就農一年未満の僕が話すのは就農希望者に申し訳ないという思いもある一方で、京滋有機農研の会員の先輩有機農家の方々は人柄も作物の出来も抜群の方々が多いという印象を抱いており、むしろ自分がその方々に会っていろいろ伺いたいという思いから。

それに、僕が就農に踏み切れたのはやっぱり先輩農家の方の素敵な後姿を見てこうなりたい!と思ったからで、経営面や栽培技術の面では何の参考にもなりゃせんとしても思いの丈の一部でも伝えられたら、こんなふざけたヒゲメガネでも一線を越えたのだからひょっとして何とかなるのかも!?と思ってもらえたらいいなぁと思えたからです。

就農に興味のある人はぜひ来てください、音吹畑はともかく他のパネラーの方は次代の京都の有機農業を引っ張っていくようなスゴイ方々ですから。詳細は追ってお知らせしますね。

5月はのっけから忙しくなりそうです。
定植の嵐が待ち受けておりますし、人足として出張る機会もあります。加えて山奥の秘田稲作も開始されるでしょうし。

本音は365日中366日を自分の畑に費やしたいのですが、そういうわけにもいきませんね。
効率良く動いて且野菜に注ぐ愛情の密度を濃くしていくことにしましょう。やっつけ仕事だけは避けたいので、今後のスケジュールを綿密に練り練りやってきます。

(じゅん)

BGM 小沢健二 / LIFE
| 雑記。 | 22:55 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
つ、ついに。
暗くて周りが見えなくなってから、ヘッドライトに頼っての収穫に踏み切った。

実はオーハラーボ、【つくだ農園】【サトリキ農園】ではすでに行われてる裏ワザ!!

あー、このラインだけは超えたくなかったのに…(笑)

今更の告知ですが、明日は【やさい市】です。
音吹畑も参加します、よろしくよろしく!

眠い、明日も5時起き。
寝まーす!

(じゅん)
| 開墾期。 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
何だかな、という話。
今日は高校の同窓会。

これからの忙しい季節に向けてがっつり騒いでバリバリ英気を養うぞー!と思ってたのですが。

はっきりと自覚するほどにノリ切れなかったです。
う〜ん、体調のせいでしょうか?
幹事として友人に連絡しまくって、はりきってたのですけどね。皆に申し訳ない。

正直、話の輪にどうも入りづらかったです。
友人たちの結婚だの妊娠だのいろいろとめでたい話は聞けて良かったし、幾人かの友人の仕事の話なんかは興味深くてもっとじっくり話し込みたいなぁと思ったのですが、総じてもっと掘り下げていく気分になれませんでした。

ショックですねぇ、そこまで社会性が無くなってきてるのかな。
興味なくても楽しいフリとか、会社員してたり組織に入っていたりすると当然の如くに皆できることなのでしょうけど、それがとても疲れることでその疲れてることを隠せないことにショックでした。そしてやっぱり大人数は苦手。人酔いしてしまいます。

年を取るにつれてその傾向が顕著になってきてる気がします、幼児退行か?本能の赴くままか?

良くないね、反省。

(じゅん)
| 雑記。 | 00:02 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
花漬
ぬか漬です。
今日いただいた菜の花のぬか漬け。
クセになりそうなおいしさ。箸がとまらん。

里の駅に来られるお客さんの中に、花漬の中でも
特にそのぬか漬けを求めて来る方が多くいらっしゃる理由が分かる気がした。

今日は雨風が非常に強かったですね。
昨日定植したロロロッサは無事だろうか?
野菜も心配だがうちの洋間(ホットカーペットを広げて育苗スペースと化している)、
サッシの隙間から雨漏りしていたけど・・修理しなくてすめばいいけど・・・

(みさ)
| - | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
腰痛作業。
一日ロロロッサの定植。
腰が痛い!
でも明日が雨予報なので、無理してでも仕上げたかった仕事。

その1。

その2.

たまらん、幾何学模様。
これはほんとにたまらん。

農業はスローライフと思う人もいようが、やる時はやるのですよ!

今日はとても有意義な一日。
またいずれじっくり話ますね!

(じゅん)
| 開墾期。 | 00:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ヤサホーヤ。
そろそろ一段階進化したい。

独学耳コピなので、しっかり基本を押さえたいな。
誰か楽譜をくれませんか??

おとふく仕様。

(じゅん)

BGM MOTHER2 ギーグの逆襲
| 雑記。 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
豆と旅人。
※携帯で閲覧してる方、画像が多くてすみませーん。

こないだの雨と田んぼにはられ始めた水はカエルの鳴き声を運んできてくれた。
巣づくりの場所を探すキジもギャーギャーと呼応してる。

一歩一歩、春は着実に進む。

エンドウの近くのカラスノエンドウに密集し始めたアブラムシがとても怖くて、とりあえず刈りとり畑の隅に移動させる。

どくどくしいアブラムシ。

これだもの。
ホントすごい、何か別の草かと思えるほど。

カラスノエンドウには別のお客さんも。

とげとげしい毛虫。

この毛虫。わりかし大きい図体。
アブラムシの天敵なのかなぁと思いきや、カラスノエンドウの葉をムシャムシャ食べてる様子。これまたエンドウに移ってきて葉を食害されるのは困るなぁ。

虫との共存、草との共存。
きっと最終的な理想形はそこなのだろうけど、なかなか目の当たりにすると…。

そのままエンドウの誘引作業をしてたら何と!!

勘違いしちゃったエンドウ。

もう出来てる!
…明らかに背丈が低くて、根っこがやられてた株が多い一畝。
栄養成長―自分を大きくする成長ステージ―から生殖成長―子孫を残そうとする成長ステージ―へと移行し始めたのだろう。自分を維持する力がなくなってきた植物の種族保存本能システム。奥深い能力だね。って関心してる場合じゃないですけど。

すでにアブラムシに見つかったインゲン。

こちらは先日定植したインゲン。
まだ霜が降りる可能性のある大原だから、ひとまず早植え分だけトンネル被覆してみた。すると、すでにアブラムシが生長点にひっついてるのを確認。彼らはいったいぜんたい何をもってこのポイントを察知してやってくるのだろう。すごい嗅覚。これまた関心してる場合じゃないので土曜日の雨に少しあてて、流れてもらおう。それくらいじゃあすぐまたやってくるのだろうけれども。

さて、お昼からまたも来客。

ザ・根無し草。

前世は流浪人、現世は旅人、来世は世捨て人の線がかたい、三十うん才のザ・根無し草タケちゃん!
研修時代の農的友人と二年ぶりの再会!
赤からし水菜の定植を手伝ってもらいました、来てくれてありがとう!!

「じゅんちゃん(みたいなブ男)がミサちゃんみたいな美人と結婚できて希望が湧いてきた」ですと。

…う〜む、とりあえず福岡のお義父さん、お義母さん、ゴメンなさい。

タケちゃんは南米への旅を控えて現在は若干の休眠期、京都の【宇多野ユースホステル】にてヘルパーとして滞在中。来てくれたお礼に、一度見てみたかった【宇多野ユースホステル】までお見送り。

ユースの看板。

ひゃー、想像以上!

…写真が看板だけでゴメンなさい!

【ようこそジャパン】キャンペーンの一環として強力な補助金が出たためリニューアルされたばかりらしく、北山杉をふんだんに使った内装とユースとは思えない巨大で豪勢な外観。いやはやゲストハウスがたくさんある京都において、まだまだユースを使う人たちはこんなにもたくさんいるのだね、驚き。

さてさて、明日は伸び盛りの草を退治するため草刈りと耕うんに明け暮れます。
そして明後日はロロロッサか或いはズッキちゃん、もしくはミント系ハーブの定植にトライ。できればニガウリも種まきしたいし、やりたいことがたくさん!

この時期がんばっておけば夏野菜が素敵な音色を奏でてくれると信じて。

畑仕事体験したーい!って人、相変わらず待ってまーす(笑)
ミサさんのおいしいご飯がもれなくついてくるよ!

(じゅん)

BGM cocco / ザンサイアン
| 開墾期。 | 22:59 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
理由であっても言い訳にしない。
雨降り。

ビニールトンネルの開閉、苗の管理のために畑を見回る。

春菊がヤバい。
発芽率が悪すぎる。4月1日に種蒔きしたのに、点々と芽が出ているのみ。原因はたぶん…。

・プラグトレイで育苗せずに移植を予定して床に適当に直条蒔きした。
・被覆材を使ったが、日中の暑い時期に開けるのを忘れてしまった日が一日二日あった。
・昨年買いすぎたけど、しっかり保存できていなかった種を使用した。

あぁ、悲惨。
分からないことだらけなのに気を抜き過ぎ!

畑に立ってみると不安で不安で仕方ない。
就農一年目なのだから…とは理由にしても言い訳にてはいけない。どれだけ机上で勉強しても、研修でしっかりノートをとっても、現実に野菜と向き合うのはとてもとても楽しい反面、とてもとてもおっかないことでもある。

蒔いた種が発芽するまではものすごくビクビク、発芽したら発芽したで元気に育つかものすごくビクビク、定植したらしっかり活着するかものすごくビクビク。

赤からし水菜がこれ以上キスジノミハムシの被害を蒙りませんように。
畦に群生するカラスノエンドウにもっさり付いてたアブラムシがスナップ・実エンドウに移ってきませんように。
先日定植したインゲンが寒さにやられませんように。
発芽率の良くないキャラウェイを薄蒔きしたけど、何とか発芽してくれますように。
少し調子が良くないニンニクの調子が快復してくれますように。
この雨でエンドウがやられてしまいませんように。



焦っても仕方ないので、明日は配達のついでに春菊の種をもう一度買おう。種屋さんは直蒔き→移植でじゅうぶん!と言ったけど、確実に育ててしっかり収穫したいから―それに種代の節約にもなるから―手間でも今後はトレイ蒔き。

よし!

さて、ではでは古文書研究会会報編集作業の続きをば…。

(じゅん)

BGM oasis / heathenchemistry
| 雑記。 | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
分。
一昨日は中学時代からの親友とその彼女。
昨日は大学時代の同窓生二人。
今日は友達の料理人の友達。

そして明日は【佐藤農園】時代の農的友人。

嬉しい、ご来園ありがとござます!

人にはやっぱり向き不向きがあって、それぞれが足りない部分を補い合って生きてんだなぁととても強く思う。

たとえば、オーハラーボのスーパーリーダー【ナベイベーくん&たみちん】夫妻は、マチの人に農的魅力を伝えるとても素敵なイベントを開催してる。

隣村の【隅岡さん】も同じ。イベントはもちろん、農を介して誰かと誰かをつなげる、大きな大きなアンテナを張っていないと小さな信号をキャッチできないのに、それを見事にやってのけてる。

彼らみたいなことをやりたいなー、と漠然と思っておりました。
素敵でしょう、なんかかっこいいでしょう!

でもね、彼らのその姿を見てたら、僕には無理だなぁ…とすっかり諦める方向に転じました。

企画・運営の難解さにまず無理!!苦手!
多数の人相手にしゃべったり、事態が収拾つかなくなることが嫌い!!器が小さい!

爆笑、そして若干の溜息。

イベントをコーディネイトするのってホントに大変、彼らのしてることはホントにスゴイことなのです!誰にだってできることじゃないんですね。

じゃあ自分のできること、やりたいことって何なのかなぁ、と。
農の魅力を伝えたい、人とはつながっていたい、これはやっぱり捨てたくない。基本的に刺激は欲しい、休みの日だけが楽しみだ、なんて生活は避けたい。

やっぱり、

チームオトフク VS ○○くん(or さん)

みたいな、がっぷりよっつな距離感・会話の双方向性がある少人数【WWOOF】的お付き合い!これだー!

先日の記事でも書きましたし、改めて言うなって話ですけどね。ここに帰着。

相手のことをまるっと知りたい、
自分のことをまるっと伝えたい!

1 on 1 で勝負!ガチンコでこい!マルセイユルーレット?!やるやないか、ほなこっちはトリプルアクセルじゃい!何をこのくそあほたれが、くらえ魔貫光殺砲!当たるかボケ、今から雪山ビバークすんぞついてこれんのか!!のぞむところじゃ、こっちはネルシャツ一枚で行ったるわ!ネルシャツみたいな厚着すんなや、七分袖でこいや!うっさい七分袖持ってへんのじゃ!ほな買えや!お前こそ買えや!

猫の目。

話を戻しますが、まるっと。

なんだかここ数日、正直疲れてますが、でもとても充実感に溢れています。
別にこちらが農の魅力を伝えられたわけじゃない、どちらかと言うと質問攻めにしてゴメンな部分が多いのですけどね。

もう、考えるのめんどくさくなってきたのでこのへんでやめます。

できないところはできる人に頼りながら、
自分の身の丈にあった方法で農と関わって、そして農の魅力を伝えていこう。

まだ言葉には出来ないけれど、何となく自分の『分』が見えてきたような気がします。

(じゅん)
| 雑記。 | 18:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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