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2008年おしまい。
2008年度、チームオトフクに関わってくださった皆々様。あるいはそうでない皆々様。

どうもお世話になりました。
我々にとって記念すべきビッグイベントがわんさか起こった一年でした。

まだまだ生活していくに余裕のある、と言えない我々ですが滑り出しとしては予想していたよりも上々か、と思っております。
とはいえこれで満足か、と問われるととてもじゃないが…というところ。

2009年度は規模拡大、収量の増大、経営の安定、農家として栽培技術の向上、農的生活の充実、求め、さらなる飛躍を目指して頑張る所存でごじゃります。

皆々様におかれましては、よいお年をお迎えなされますように、チームオトフク心よりお祈り申し上げます。

2008年12月30日〜2009年1月5日頃?
まで帰省につき更新できません。よろしくお願いします。

ありがとうございましたー!

(おとふくばたけ)
| 開墾期。 | 00:17 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
このところのはなし。
27日から29日と甲信越からお友達が来ていました。

■27日

せっかく農的お友達が来てくれるのだから、ここぞとばかりに男手が必要そうな仕事を用意していたのに先日からの雪に加えてポツポツと雨がなかなか止まない。おかげさまで畑はぬかるみ仕事がまるでできず…。結局収穫・出荷準備作業と畑に放置していた農機を掃除した農小屋へ運びこむ作業のみをお手伝いしてもらい、午後から思い切って京都観光。

まぁ長野や山梨と京都は大した距離がある。
京都と言えば日本の最大観光地だ。と、いうわけで。

清水寺に行ってきました。

清水寺。

年末だと言うのに、というか年末だからこそなのか結構な人がいらっしゃるものです。
さすがに修学旅行生は見かけませんでしたけど。

それに。そう、清水寺は、

今年の漢字。

これがあった。
訪れてから知ったのだけど、見ることができて何となくラッキー。それにしても何故この一字なのですか?理由を知らないので、よくわかりません。理由を調べる気にもなれません。変な奴がいっぱい目立った一年だったのですか?

舞台を見上げる。

舞台もたくさんの人でした。

久し振りの清水寺。住んではいてもなかなか訪れる機会に恵まれぬ毎日ですが、改めて京都の底力を思い知った気がしました。

とても寒かったけど、二年坂を下り、祇園の町を歩き、南座でいつかは観劇だーと心に誓い、誓ってませんが、帰りました。

■28日

この日もぬかるんで畑仕事断念。
はぁ…、エンドウ支柱たてたかったのにー!
年明け仕事にとっておきましょう、ネットに誘引するにはまだまだエンドウちゃんも小さいので大丈夫です。

朝一番で二件出荷配達、その後大原の朝市へ。
年末商材を買いこみにこられる方がわんさかで、この冬最高の人出だったとか。朝6時に朝市前を通るともうすごい人。日の出までライトが光り輝く大原、冬の朝市。さすが。

はい、それから遠路はるばるの友人を連れて小雨降る中、三千院へ。大原ですもの。

我らが大原の三千院。

さすがにこの日は寒くて観光客は少なかったですけど。門前に、門松。もう2008年もおしまいなのですねぇ。

畳もかわいい。

やっぱり見ごたえがあります。
畳もとてもかわいらしい。細部までぬかりありません。

無料で写経もやりました。
雑念とまらず、集中力のなさを激しく痛感。

一意専心、とてつもなく難解。

極楽院阿弥陀堂、苔むす。

キレイですね。
シーズンなら朝顔、紅葉、桜が迎えてくれたことなのでしょうけど、冬は…。
万年、元気な一面の苔が目立つ季節、ということで。

阿弥陀堂の仏様はやっぱりナイス。ミサさんのお気に入り。

さて、
午後からはオーハラーボの皆withオトフクフレンズでお餅つきです。ぺったんぺったん。

高校生の頃、スーパーで季節アルバイトをしていた時に、イベントでついて以来の杵・臼もちつき。ぺったんこ。

それから
【ナベナベイベー】宅にて一年の総決算、忘年会も。

とても楽しいイベント。シカ肉もおいしかったー!生肉食べてワイルドな気分になりあんした。

来年もまたオーハラーボで呑んだり呑んだり呑んだりする機会はたくさんあるでしょう。
今年はほんとにお世話になりました。

ね。

■29日

甲信越から上洛してくれたお友達、旅立ち。
およそ一年ぶりの再会でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

この間柄に「農」が介在していたのは疑いありませんが―というかおとふくじゅんさんも含め3人とも農に関わっていたからこそ出会えたのですから―きっかけが「農」であっても「農」だけに終わらぬ間柄となれ得たのはやっぱり気が合ったからなのでしょう。

なんせ1ヶ月近く同じ釜の飯を食ってた仲なのですから、ね。
またいつかの再会を誓って握手と笑顔。

来てくれてありがとう。



積雪後の畑の片付け、収穫、出荷準備―ミサさんは【里の駅大原】の大掃除―を終えて夜。

今度はなんと宮崎から大学時代の友人が昨日より入洛しているとの知らせを受け、街まで出向いて旧交を温めてきました。

うーん、史学科。
「会話とか変なところに興味を示すところとか、歴史マニアだよねーだよねー」
みたいな共通項を肴にしばし若かりし頃の思い出を次々と蘇らせた夜となりました。

昔話、好きです。
日常忘れてることも話していると情景とともにその頃の感情や気持ちも一緒にふつふつと思いだされるその瞬間がイイです。

今度は春に同窓会でもしようね、と約束してお別れしました。


なんだかバタバタのこの頃です。
2008年も残すところあと2日。

(じゅん)
| 雑記。 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
大原、一面銀世界。
何か月か前に見た【シリアナ】は結構疲れたけど、もう一度観たい(というか観なくては)と思える映画だった。
最近、映画を観たい観たい症候群。だが、決して必要な出費ではないため、なかなか借りようと動く気になれないのだが、そうは言ってもオトフクじゅんさんは映画が大好きだ。音楽も大好きだ。読書も大好きだ。どちらかというと陰気なインドア派だ。

ごくたまにではあるが、日頃のご褒美にとレンタルショップへ意気揚揚と繰り出す日もあったりする。

今年観たヒットは…実はあまりなかったのだけど、リコメンドにも載せてる【ダージリン急行】はとても面白かった。さすがのウェス・アンダーソンで、勢いで【ザ・ロイヤルテネンバウムズ】も―何度観たろう―借りてやろうかと思ったほど。



さて与太話はそこそこに。

銀世界。

これですから。
昨夜の根雪が大原を塗りたくってくれましたから。おかげさまでビニールトンネル、つぶれましたから。くっそーと思いながら修繕してましたから。収穫は積もった雪を掻き分けて手が真赤になりながらでしたから。

菊菜もこれで収穫は終了だなぁ。
ルッコラとコカブ、あと少々残ってるホウレンソウはそこそこ元気だけど。来年は根菜と結球野菜を増やして1・2月対策だなぁと遠い目をしながら、出荷準備を終えて調べ物してたところ現実逃避に与太話をしてしまったわけでございまして。

許してちょんまげ。

それにしても雪化粧。
とても美しくて、朝一番に息をのんだのは言うまでもなく。

農家でなければ無邪気にウハウハ走り回るのにね。

明日から数日の予定で、【佐藤農園】時代に知り合った農的お友達が遠く長野、山梨から遊びにきてくれます。ここぞとばかりにエンドウの支柱をぶったてたり、ここぞとばかりに農機の整備をしたり、ここぞとばかりに畑の片付けをしたり、と遠路はるばるのありがたみを感じながらモリモリ働いてもらう気満々の鬼のチームオトフクでございました。

雪め!
降っても降っても戦ってやるぞ!

気合十分。

(じゅん)
| 開墾期。 | 15:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
フラフラしながらツラツラ。
畑に放置してあったロビンちゃん(ポンプ)を片づけたり、時期になるとこぞって皆が取りに集まる平飼鶏糞をストックしておくために取りに行ったり、引っ越し整理して出てきたゴミをクリーンセンターに持ち込みに行ったり、畑仕事が少なくなってきた今できることをボチボチとやっております。

先日は【やさい市】(様子がのってまーす、楽しげ―)盛況だったようですね、おとふくミサさんも売り子してきました。来てくださった皆さんありがとうございます!
前回は【エルマガ】に、今回は【リビング京都】に載るとか載らないとか、雑誌も大変だな。

メディアが農に目を向ける傾向がここ数年飛躍的に高まってるみたいですけど、お友達のオーハラーボリーダー【ナベナベイベー】も近々取材を受けるみたい。実を言うと、音吹さんもテレビの出演候補にリストアップされてこないだアンケートに答えたりしてます。万が一依頼が来ても、断る気満々の駄農'sチームオトフクですが。

先日の夕方、郵便局に寄るついでに住んでいる町内を散策しました。

大原を見下ろす。

とても見晴らしのいい高台に位置する町内です。
美しい棚田が広がっており、眼斜下に大原の集落をのぞむことができます。

棚田の農道は比叡山や仰木峠への山道でもあり、熊出没注意の黄看板が仰々しげで、大原中を囲む防獣鉄柵の出入り口へとつながっています。
仕事を終えた夕刻からの散策だったので山道のほん入口付近しかうろちょろできませんでしたが、

たくさんおわします。

こんなかんじの仏様がそこかしこにいらっしゃいました。
ちょっとおっかないのは山道を囲う杉林の中にも仏様が見え隠れしていて、【千と千尋の神隠し】さながらの雰囲気を味わうことになりました。

杉林。

ゆらゆらと蠢く。

紅葉の頃には植樹された杉が広葉樹の紅葉に対して深緑の帯を山に描きます。
良くも悪くも現代日本でよく見る山の風景か。

美しい棚田には、そのまま棚田の上の田から下の田へと突き進み、段差に気づかなかったのか、見事に転げ落ちている猪の様子が簡単にイメージできる足跡が残っておりました。

単一の植相にされてしまったかつての森は今後どのようになっていくのだろう。
食べるモノが極めて少なくなった獣たちの行く先はどこへつながっているのだろう。

人界と自然界の境界にある里山では、そんなことを容易に想起せざるを得ない状況に度々陥るような気がします。

今、都会ではクリスマスのイルミネーションが咲き誇っていることでしょう。

大原では、真っ暗闇に獣の声がこだましています。

(じゅん)
| 雑記。 | 19:06 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
村おこしのイロイロ。
収穫をしていたら雨が降ってきました。
この雨が上がるとともに、急激に気温が下がるのだとか。本格的な冬の襲来に今からびびっておりますチームオトフクでございます。

先日は大原古文書研究会に久方ぶりに参加してきました。

大原古文書研究会は大原のそこかしこの古ーい家から発見された古文書を解読研究し、大原の歴史を地元の人間でもっと知ろうとする集まりです。
僕たちも夏ごろから時間の許す限り参加させていただいております。

今回は、じゅんさんが古文書購読の前に毎回行われている参加者のフリートークを務めることになっておりまして。
「私の農業」とすでに、フリートークよろしく!と依頼を受けた時点で依頼者様から決定されていたタイトルに沿ってヘラヘラお話しました。人前で話すのは大嫌いです。大学生時代、塾の講師をやっていた人間の言葉とは思えませんが、大嫌いです。対不特定多数の付き合いが大嫌いです。こちらの意志・相手の意志が、ある程度疎通できる距離感であり人数でのコミュニケーションが好きです。そんなこと、言わなくてよろしいです。すいません。

それでもとりあえず無事終了しました。

大原で農業をやっていくこと。
もっともっと地に根付いて、大原の野菜はほんとおいしいよーって、伝えていけるような農家さんになるべく、思い新たにできました良い機会でした。農業で食べていこうとする僕たちにできる大原への恩返しのひとつの方法でしょう。

古文書研究は相変わらず質が高く内容の濃いお話で、面白かったです。
古文書の中に、戸寺だの小出石だの、大原の地名が出てきたりするとそれだけで興味がわきますから。

歴史に関心があってよかったなぁと思います。

僕たちが生活する町内はとても水がキレイだと噂の場所です。
この水は大原のある伝説の中で「腐らない」水だとあります。この水を守るための水番のような家系の方もいらっしゃるとか。

実際、1週間いけたまま放置しておいた花がヘタっとならない。
そういう伝説をちらっと聞いた上で、だからへたらないのかも!と想像する。それだけでも楽しいし興味深いじゃあないですか。

地域の歴史を研究することにより地域のことにもっと関心を持つ。
それも地域の人間が主導することによりさらに大きな意味を持ってくることでしょう。

いろんな方面から地域活性化の可能性があるのですね。


明日は【やさい市】inアトリエ劇研!雨が降っても来てくださいね!

(じゅん)
| 雑記。 | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
山奥で杭たてた。
大原は京都市左京区に含まれておりまするが、どうやら「何でここが左京区なんですか、っていうより京都市なんですか??」って疑問を抱く人は少なくないのが実情。

確かに国道367号線のわきにはひき逃げされたシカさんがたまにおりますよ、ネオンはありませんよ。

でもでもそんな疑問もどっちらけと化す、さらに大原より山奥にある地域がいくつかありまする。
正確には左京区大原の一村として立村しておりまする百井というところもそのひとつ。

標高云百メートルに位置する、古くは鞍馬地方に炭を送っていたことで有名な山村、百井。すんごい道をすんごい登る。軽トラ唸る。ぐいぐいぐいぐい。

めちゃめちゃ立派な古民家が建ち並ぶが、現在戸数が30戸に満たないといういわゆる限界集落。
そんな山奥で、我らがオーハラーボのスーパーリーダー【ナベナベイベー】が「お米つくろうぜはーぜはー」って企画を拾ってきてくれました!

五反ほど借りられそうで、来年からオーハラーボや大原の有志で山奥秘田通いが始まりそうです。

その前準備として、百井集落の圃場整備計画の一端、防獣鉄柵設置作業に昨日今日と参加して参りました。

ぐるり、何百メートルあんのかい!ってほどですが、実際の田畑は深田(ふけだ)でしてほとんど底なしミラクルな圃場がほとんどだそうで、畦道にはシカシシ軍団の糞糞糞がコロコロコロロロしておりました。すんごー。

オーハラーボも時間の許す限り、設置作業に参加。
二日連続で杭を打ち付けまくって手の皮がむけむけですが、ロケーションがとてもイイところだったので楽しく、それはもう楽しく、それはそれはもう楽しくできました。

筋肉痛でビリビリなので、今夜は早々に夢の中へと飛び込むことにします。世間はクリスマス一色なのでしょうし、クリスマスを楽しんでるような夢を見ることにしまする。

(じゅん)
| 開墾期。 | 19:22 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ん?
どうもやや御無沙汰しておりました、THE 虎舞竜のベニチオ・デル・トロです。間違えました、音吹畑のじゅんです。

大家様の農小屋を掃除しました。使わせていただくためです。
トラクターやコンバイン、でっかい精米機などが出てきました。故障中らしいけど、トラクター修理して使えないものかなと目下のところ思案中。

【FF4】、昨年DSでリニューアルされましたね。今更ですが欲しい。

スカルミリョーネ、カイナッツォ、バルバリシア、ルビカンテ、カルコブリーナいいですねー名前。全部ダンテの【新曲】から登場してます。
メーガス三姉妹は夢野久作の【ドグラ・マグラ】からだし、出典が最高です。

【ドグラ・マグラ】にしろ【家畜人ヤプー】にしろ、もう一度読んでみたいですが今読むと何だかえらいことになりそうな気がします。

最近はまともに読書ができてません。読みたい本はたくさんあるのですが。農業書もあまり読んでいないなぁ、いったい何をしてるんだろう。

と、いうと年賀状を書いていたりするのですね。
そう、もう年明け間近ですもの。

今年はたくさんの人に年賀状を送るつもりでいます。昨年はいろいろありましたし、引っ越しもしましたからね。

なんだろう、全くよくわからない記事を書いてしまいました。

(じゅん)

| 雑記。 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
懐かしの。
ほうれんそうの茎が甘い。

どの野菜も、この寒さでぐいぐいと甘味が出てきた。
寒くなると防衛本能が働いて、体内で糖が生成される。糖は水分よりも融点が低いから、凍りにくくなる。
野菜も凍りたくないから、凍りたくないためにやれることをやるわけですねー。



ところで、最近ずっと連絡していなかったオーストラリアの友達から連絡がきた。
ヒッチハイクの達人で、とても人懐っこい奴だった。

気が合ったのは、その彼もまた三線を弾くことが好きだったから。
蛇腹の立派なものを持っていたっけ。

懐かしい。
ひさしぶりに日本に来るらしいが、会えたらいいな。

三線…、
そう言えば最近、弾いてない。

三線は海の贈り物。


野菜に必死なのはいいけど、楽器に愛想尽かされないようにしないとね。

(じゅん)
| 雑記。 | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
友達の友達は。
ジャーン。

古びたアコギでA HARD DAY'S NIGHTのイントロよろしく、いきなり登場した50代にさしかかろうかというオッサン。トロンとした目つきに呂律の回らぬ話ぶり、赤ら顔のどう見ても怪しい酔っ払い風。
その酔っ払い的怪しさがあまり気にならない、それを越えるより怪しい風貌。

立派な口・顎髭、ロン毛、タイダイのTシャツ、ナチュラルなアクセサリー…。

「…あ、ヒッピーだ」間違いない。

モリモリモサモサとロン毛を振り乱しながら深淵な哲学をご披露されるか、そりゃかなわん!
悩み始めた矢先に、わずか3歳の子供ちゃんを見て「そうだよね人間ネイキッドが一番だよね」と全裸になってダンスダンスダンス。

うわー…すげー。
チームオトフク、刺激的な元ヒッピーに開いた口がふさがらずに顎が外れる。
知人の家でくつろぐ落ち着いた午後の優しい時間が見事に崩れ去る。

この元ヒッピー、親友の法事に出席したくない!という理由で家出、かれこれ3日間帰宅せずに酒浸り、知人の家を回りまわってその日暮らし。

もう一度言います、
年齢は50代

30代半ばの知人に諭されて、やっとこさ反省。仕方なしに軽トラに乗って霧の広がる大原野をフラフラドライブ。

10分後。

またもや来客、見知らぬオジサン。
「なんかねー、あなたの友人だという方がねー…道の真ん中でねー…」

元ヒッピー、霧中に飲酒運転、見事横転。通りすがりのオジサンに助けられて反省の土下座。あのテンションの高さはどこへ消えた、ネイキッド50代!という変わり様、いやはや。

仕方なく、元ヒッピーを法事の会場へ陸送。
とんだ午後だ、と思いきや、「友達の友達は皆友達だ!」
ほらきたラブ&ピースな発想により、なぜかチームオトフク見知らぬ人の法事に参加

法事という皮をかぶった単なる飲み会に参列するは、元ヒッピー連だとすぐさまわかるご容貌をお持ちの50〜70代の、命名ヒゲ軍団

皆、瞳、キラキラ。
少年のように、キラキラ。
圧倒的な楽しさに笑いはとまらず、憧れはとどまることを知らず。

70代のキラキラヒッピー、真っ白なヒゲをゆっさゆささせて嬉しそうに話す、「農業つまんないぞー!やめとけー!」
説得力皆無、めっちゃ楽しそうに生きてる、このおっさん、70代のくせして女子高生に告白されたというリアルストーリーを所持。

ネイキッドヒッピーと法事に念仏を唱えていたはずの生臭坊主はディープキッスの嵐
あれだけ法事を嫌がっていたネイキッド、これ以上楽しめないというくらいに酒を浴び、やりたい放題。
ギター持ちだして爪弾くは、花。
大合唱、♪泣きなーさーいー♪

資本主義に蹴り入れるため山奥で電気のない暮らしを営む精悍な顔立ちで黙々と酒を煽るヒッピー、皆にヨイショされて嫌々ながらに持ち出すはアフリカン太鼓。
「…ほんとは酒を飲みながら叩くもんじゃ…ないんだ」
渡哲也ばりのカッコマンなセリフが似合う精悍ヒッピーもちろんヒゲ、が何とかというアフリカの国の儀式なリズムを迸らせる。


あぁ、エライとこに来てしまった。
なんて楽しいんだ、なんて素敵なんだ。
なんでこんなに目がキラキラしてるんだ。
なんでこんなに…。

社会のありとあらゆる矛盾にNOと言いたい、そんな境地を通り越してラブでピースな世界をどこかどこかに求めてきた彼ら。
その哲学は、あまりにも深くて底が見えない。どことなく寂しげで、そこはかとなく楽しんでる。


まだチームオトフクが農の道を志して動き始めた間もない頃。

九州の、ある山奥の、とても風情ある古民家の、誰のためだか分からない法事という名の宴会で。

生き方は無限にあると知った、3年前の秋の話。

(じゅん)
| 雑記。 | 21:51 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
タケノコ白菜と春菊。
氷点下の大原。
山里の冬は厳しいですねー。

たけのこ白菜。

ようやく出荷をはじめましたタケノコ白菜です。
だいたい2キロ前後、小さいものだと1.5キロくらいだろうか。

生で食べてもわりと甘いんだ、たけのこ白菜。サラダにも使えそう。生で食べられると言えば…

大葉の春菊!

こないだ出荷作業時、大きな葉を一枚折ってしまい、もったいないとばかりにかじりついたら…

リンゴみたいな味がした!スゴイ、大原の冬!寒さマジック!チームオトフクの親馬鹿っぷりをまたもやお許しください、でも甘い!

野菜の味がのってきましたねー、のってきたと同時に野菜も減ってきてるけど、もうしばらくおいしい野菜ちゃんたちに食卓を飾ってもらいますよー!

(じゅん)
| 開墾期。 | 11:32 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |

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