遅ればせながら!
音吹畑も2014年春夏作物の種まきをようやく始めました。
先日、ある地域おこしNPOさんのイベントに関わって赤紫蘇の種を蒔きましたが。が、まぁそれはあくまで畑体験のための種まき。生産農家として、営利換金作物としての種まきとはやっぱりちょっと毛色が違います。(断っておきますが、それぞれに良さがあります。大切なのはどちらかに偏らないこと)
音吹は当月に第二子出産予定。そのため今年の春夏作物はできる限り作業の手間を省く予定で、育苗も最小限に、春採り作物の種まきも最小限に、と予定しておりました。
が、いざ始まってみると…。
やり過ぎてしもた(・ε・)
ナスととうがらし、合わせて約1,000粒。いったい誰が管理するつもりですか。だって面白そうな種が多いのですもの。しかたないよねぇ。
音吹はとうがらし類がそこそこ強いのですが、ナス類はいつもあまりよろしくありません。
失敗する可能性も高いんだし、今年ははなからボケに走るぜナスだけに!と、小ナス・薄紫のナス・カプリス(ゼブラ茄子)・ローザビアンカ(ロッサビアンコ)・タイナス・白ナス・翡翠ナスなどなど、普通の千両ナスはスルーしてのイロモノばかりをチョイスしてしまいました。
本気の換金作物でないがゆえに遊べる魅力。
うん、楽しみですね、どうするつもりだよ(笑)
とうがらしは苗購入をギリギリまで検討していたのですが、
万願寺とうがらし(甘とう美人)40粒550円、
伏見甘長200粒300円、
ピーマン(あきの)1ml(約80〜粒)約500円。
苗と比較したらやっぱり安い。苗1本購入したら、それも接木苗だと考えると…考えたくなくなりますよね(笑)
コストより何より。育苗の楽しみ、喜びはなにものにも代え難い魅力に溢れています。発芽までのドキドキ、発芽した時のウキウキ、そして幼苗が心地よく日々生育できるために行う管理作業のやりごたえ、どれをとっても苗半作とはよく言ったもの、ホントに楽しいひと時です。
これからしばらくの間は目も離せない毎日が始まりました。
今年の音吹畑の音吹く夏野菜、どうなることやら。お楽しみにね!!
音吹じゅん